地域貢献プロジェクト

フードロス・日用品ロスを減らせ!春日井市のナイスキャリーサービス

地域の公園にて、「フードロス」「日用品ロス」を減らす取り組みを開催いたしました。
毎月第2土曜日に定期開催をしている取り組みで、地域の皆様のご協力もあり、この3月で開始から1年を迎えました。
この取り組みでは、家の中にある使わない日用品やまだ使えるけれど不要となってしまった日用品、賞味期限間近の食品を持ち寄っていただいています。中にはプリントミスなどで販売できない、いわゆる「B級品」と呼ばれる品物も、企業から持ち込まれています。持ち込まれた不要品は、海外へはもちろんのこと、国内のフードバンクにもお届けしています。 基本的には、家にある不要品を持ち寄っていただく場ではあるのですが…。
せっかく不要品を持ち込みに公園にお越しになるので、集まった物の中に、もし必要なものがあれば、自由にお持ち帰りいただいています。 来るときは家にある不要品でエコバッグをパンパンに、そして帰りには、欲しいものでエコバッグをパンパンに。
「行きも帰りも、エコバッグをパンパンにしてね」とお伝えしています。 物々交換的な雰囲気もあり、地域の皆様に楽しくご参加いただいています。 自分にとっては不要品でも、他の誰かにとっては必要な品物。 捨てるのではなく、必要としている人の元に渡すことができれば、日用品も食品もロスがなくなります。
集まるものはマスクやホッカイロ、ボックスティッシュなどの日用品や、賞味期限間近のインスタント食品やパン屋さんの売れ残ってしまったパンなど多岐にわたり、様々です。
中には集まった不要品を前にして、「これってなんだろう?」「これ、あると便利なのよ」など、隣り合った見知らぬ人同士で会話が生まれることも。 近所付き合いが希薄になったと言われる今の時代ですが、不要品を通して、地域の繋がりも育まれています。 もし家の中に不要品があったら、「こんなもの、誰もいらないよね…」と思わないで欲しいのです。
自分の不用品は誰かにとっての必需品。 特に海外においては、日本の不要品を必要としている人が大勢います。 不要なものを捨ててしまったら、「ゴミ」にしかなりません。
さらに焼却や埋め立てのためにお金を使い、さらには地球環境も汚してしまうというデメリットが発生します。 ですが「もったいない。誰かに使ってもらおう」と思うその気持ちひとつあれば、不要品は海外の人の笑顔へとつなぐことができるのです。 必要な人の手に渡すことができれば、それはもはやゴミではありません。 誰かの「必需品」として、生活の中でまだまだ活用していくことができるのです。 だからこそ、不要品を捨ててしまったらもったいない。 不要品は、日本と海外をつなぐ架け橋となります。
この取り組みは、毎月第2土曜日に開催しております。 ご参加は自由ですので、ぜひご家庭の中の不用品を持ち寄ってみませんか? そしてもし活用できるものがありましたら、エコバッグをパンパンにしてお持ち帰りくださいね。

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